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台風シーズン到来です
1年ぶりに本州に台風が上陸しそうです。(上写真は気象庁のホームページから引用)
台風8号が東から西への珍しい進路を取りながら、7月27、28日(火・水)で上陸する予報が出ています。
この東から西への動きで上陸した台風は、2018年に発生しています。
2018年と言えば、大阪に巨大台風(台風21号)が上陸して、関西国際空港の連絡橋に船がぶつかるなど、大変大きな被害が発生した年です。
昨年は上陸がなかったので、今年は特にしっかりと台風対策の準備をしておきましょう。
台風シーズン前にやっておきたい点検・掃除を5つ紹介していきますね。
台風シーズン前に点検・掃除しておきたい箇所ベスト5
台風シーズン前にやっておきたい点検・掃除箇所を5つ紹介します。
- 雨どい
- ベランダ・バルコニーの排水口
- 屋上防水の排水口
- 瓦屋根の棟部・谷部
- 内どい
それぞれについて解説していきますね。
台風シーズン前に点検・掃除しておきたい箇所①雨どい
雨どいは気になりますね。
周辺に大きな木があれば、落ち葉で詰まっていることが多いです。
しかし、大きな木がなくても気づかない間に、詰まっていることもあります。
上の写真は鳥によって運ばれたワラなどが詰まっていました。
このような状態で、台風などの大雨が降るとすぐに雨どいからオーバーフローしてしまいます。
滝のように雨どいからあふれている場合、間違いなく雨どいが詰まっていますので、点検・掃除を依頼しましょう。
台風シーズン前に点検・掃除しておきたい箇所②ベランダ・バルコニーの排水口
上の写真は5㎝程バルコニーに水が溜まっています。
バルコニーの排水口にゴミが詰まっていたからです。
洗濯物を干している住宅では、とくに詰まりやすいようです。
洗濯物の繊維が落ちて、土ぼこりと相まって排水口をふせいでしまうのです。
ベランダ・バルコニーはお客様がすぐに点検・掃除を行えるので、今からでも確認しておきましょう。
台風シーズン前に点検・掃除しておきたい箇所③屋上防水の排水口
上の写真は屋上防水の排水口(ドレン)周辺を撮影したものです。
排水口に何かが詰まって、雨が降っていないのに水が溜まっている状態です。
屋上周辺には大きな木もなく、堆積するものが見当たらないのですが、経年で詰まってしまうのです。
屋上に上がれる場合は、お客様が確認しておきましょう。
屋上への上り口がない場合は、業者に依頼しましょう。
上がった際には、排水口周辺以外の屋上防水部分も目視でき裂・膨らみ等がないことを確認してくださいね。
以上を感じたら、早めに業者に依頼しましょう。
台風シーズン前に点検・掃除しておきたい箇所④瓦屋根の棟部・谷部
上の写真は瓦屋根棟部(屋根の頂部)です。
白い⇒部分は銅線が切れています。
銅線が切れていると台風で棟瓦が飛散する恐れがあります。
棟部はスマホなどで撮影して、写真を拡大することで銅線が切れているか確認できます。
上の写真は瓦屋根の谷部です。
銅板の谷水切りが入っている場合が多く、20年以上経過すると穴開きしている可能性があります。
谷部の点検は瓦工事業者に任せることをオススメします。
瓦屋根のメンテナンスはずっと行っておらず、瓦屋根の状態が心配な方は瓦工事業者に相談されることをオススメします。
台風シーズン前に点検・掃除しておきたい箇所⑤屋根の内どい
屋根の軒先部分が立ち上がって、看板などがある場合、内どいの構造となっています。
内どいが詰まると建物内へオーバーフローして、雨漏りとなります。
台風シーズン前には、必ず点検・掃除しておきましょう。
まとめ:台風シーズン前に点検掃除しておくと安心です。
台風シーズン前にやっておきたい点検・掃除箇所を5つ紹介しました。
- 雨どい
- ベランダ・バルコニーの排水口
- 屋上防水の排水口
- 瓦屋根の棟部・谷部
- 内どい
ベランダ・バルコニーの点検・掃除はすぐにでもお客様自体で行うことができます。
詰まりなどが確認できました、その他の部分も詰まっている可能性があります。
高所作業となる場合は、業者に依頼することをオススメします。
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