トタン屋根の防水塗料おすすめ3選!選び方も詳しく解説します

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経アーキテクチュア」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

トタン屋根の防水塗料の選び方が知りたい

トタン屋根のおすすめの防水塗料を知りたい

この記事で伝えたいこと

この記事は「トタン屋根の防水塗料の選び方が知りたい」「トタン屋根のおすすめの防水塗料を知りたい」という方に向けて書かれています。

トタン屋根は、雨にさらされるとコーティングが次第に剥がれ、サビてしまいます。そのため、防水塗装のメンテナンスが必要です。

本記事では、トタン屋根の防水塗料の選び方やオススメの塗料について解説していきます。塗装手順やメンテナンスが必要な劣化症状なども詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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トタン屋根の防水塗料の選び方

トタン屋根の防水塗料の選び方について紹介します。

防水塗料にはグレードがあり、グレードごとに塗料の耐用年数が定められています。

トタン屋根の耐用年数が15年程度であることを考慮すると、耐用年数の長いフッ素樹脂塗料などはもったいないです。

ペンキ(植物油などで希釈するオイルペイント)を除くと一番安価な塗料はアクリル樹脂、次にウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂と順にグレードが上がります。

おすすめはシリコン樹脂となります。

 

トタン屋根のおすすめ防水塗料3選

トタン屋根のおすすめ防水塗料3選を紹介します。

  1. 屋根・屋上用防水材(アサヒペン)
  2. 高耐久シリコントタン屋根用(日本ペイント)
  3. 油性超耐久シリコンアクリルトタン用(アサヒペン)

 

次の章から詳しく解説していきます。

 

【おすすめ防水塗料】①屋根・屋上用防水材

「 屋根・屋上用防水材」(販売元:アサヒペン)がオススメです。

「 屋根・屋上用防水材」の特徴は以下となります。

  • ハケ・コテバケ・コテで塗れる厚膜タイプの防水材
  • 粘度が高いため、細かいひび割れや小さな穴があってもそのまま塗れる
  • 低臭タイプで作業が楽にできる
  • 屋上用とななっているが、防水シート上には適さない
  • 色は黒のみ
  • 粘度の高くぬりにくいときはペイントうすめ液でうすめる

 

【おすすめ防水塗料】②高耐久シリコントタン屋根用

「 高耐久シリコントタン屋根用」(販売元:日本ペイント)がオススメです。

高耐久シリコントタン屋根用」の特徴は以下となります。

  • サビの上から直接塗れる
  • 1回塗りで仕上がるため作業性が抜群
  • 特殊シリコン樹脂によって長い期間にわたって素材が保護される
  • 屋根周りのとい・下見板・ひさしの塗り替えに適している
  • 油性でペイントうすめ液(5~10%以内)でうすめる
  • 色は7色から選べる

 

【おすすめ防水塗料】③油性超耐久シリコンアクリルトタン用

「 油性超耐久シリコンアクリルトタン用」(販売元:アサヒペン)がオススメです。

油性超耐久シリコンアクリルトタン用」の特徴は以下となります。

  • サビの上から直接塗れる上に1回塗りで仕上がる
  • 特殊強力防サビ剤がサビの進行を抑えて保護する
  • 光沢を長期間維持し耐候性にも優れている
  • 塗りにくいときはペイントうすめ液(10%以内)でうすめる
  • 色は6色から選べる

 

トタン屋根に防水塗料が必要な理由

トタン屋根の防水塗料が必要な理由を紹介します。

トタン屋根は、雨にさらされることによって亜鉛メッキが突破され、次第に鋼板から赤サビが発生します。

やがてサビた部分が裏面まで達して穴があき雨漏りにつながるため、その前に防水塗装が必要となります。

トタン屋根は5~7年程度で塗装することをオススメします。

5~7年程度で赤サビが発生するので、そのタイミングでメンテナンスすることでトタン屋根を長持ちさせることができます。

 

屋上防水塗装の種類や費用について詳しくはこちらの記事で解説しています。

屋上防水塗装の種類や費用を紹介!DIYの注意点や手順も紹介します

 

メンテナンスが必要なトタン屋根の劣化症状

メンテナンスが必要なトタン屋根の劣化症状を紹介します。

  • チョーキング(粉ふき)
  • 色あせ・変色
  • サビの発生
  • 塗装の剥がれ
  • カビ・コケ・藻の発生

 

チョーキング(粉ふき)

色あせ・変色

サビの発生

塗装の剥がれ

カビ・コケ・藻の発生

 

トタン屋根の塗装手順

トタン屋根の塗装手順を紹介します。

  1. ケレン作業
  2. 下塗り
  3. 中塗り・上塗り

 

●ケレン作業

劣化した塗膜や腐食しているサビを除去します。

●下塗り

下塗りはサビ止めを塗る工程です。

●中塗り・上塗り

上塗り塗料を2回塗ることでしっかりと塗膜を保護します。

トタン屋根の場合は、ウレタン塗料、シリコン塗料が使われることが多いです。

 

トタン屋根の塗装費用

トタン屋根の塗装の費用相場は、標準的な塗り面積の80㎡程度で50万円前後です。

屋根の面積や塗料の種類によって金額は変わりますので目安とお考えください。

  • 足場設置:1,000~1,200円/㎡
  • 高圧洗浄:300~400円/㎡
  • ケレン(下地処理):500~700円/㎡
  • 塗料:1,800~4,500円/㎡

 

トタン屋根の長持ちの秘訣について詳しくはこちらの記事で解説しています。

トタン屋根は塗装が長持ちの秘訣!費用や塗装手順を徹底解説

 

【まとめ】トタン屋根はしっかりメンテナンスしよう

トタン屋根は、雨にさらされることによって亜鉛メッキが突破され、次第に鋼板から赤サビが発生します。

5~7年程度で赤サビが発生するので、そのタイミングでメンテナンスすることでトタン屋根を長持ちさせることができます。

トタン屋根は耐用年数が15年程度と短いため、シリコン樹脂塗料がオススメです。

DIYでは1度塗りの塗料をオススメします。

タイミングはチョーキングや色あせしたら塗装してください。

赤サビが発生しない内に塗装することで、さらにトタン屋根は長持ちします。

 

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