目次
屋根修理によく使われる材料を紹介
屋根修理によく使われる材料をご紹介します。
- 防水シート
- コーキング材
- アルミテープ
それぞれ次の章から解説していきますね。
【屋根修理の材料】①防水シート
屋根の劣化による簡単な補修や軽微な屋根修理の場合は防水シートがよく使われます。
ロール状のものをハサミやカッターで切るだけで適した大きさで使用できます。
貼る材料(瓦、スレート、金属等)を選ばず使用可能ですので便利です。
【屋根修理の材料】②コーキング材
屋根材のヒビ割れや屋根の取り合い部などは、コーキング材で隙間を埋めることができます。
コーキング材は種類がありますので、適した材料を使用しましょう。
スレート・金属・板金など塗装する部分では、変成シリコン系を使用してください。
塗装しない瓦屋根・ガラスなどは安価なシリコン系を使用しても大丈夫です。
雨漏りもふせぐためなら、コーキングする前にプライマーを塗布して、コーキング後にヘラ等で塗る必要があります。
DIYでのコーキングによる雨漏り補修はあくまでも応急処置とお考えください。
また、瓦屋根の場合、排水経路をふさいでしまうとかえって雨漏りが悪化することがあります。
早めに瓦工事業者へ屋根修理を依頼することをオススメします。
【屋根修理の材料】③アルミテープ
屋根材の割れなどには、アルミテープを貼ることで簡単に応急処置することができます。
アルミテープは手でカットすることもできるので、扱いやすいです。
厚みも薄いので屋根材の形状に馴染みやすくDIYに適しています。
ビニールテープ・ガムテープよりも耐久性があり、また、ブチル系の防水テープのようにはがすと汚れることも少ないです。
ホームセンターは屋根修理の材料や雨漏り対策グッズが豊富
ホームセンターには、屋根修理の材料や雨漏り対策グッズが豊富に置いてあります。
屋根修理の材料であるコーキング材やアルミテープはホームセンターで販売しています。(防水シートはwebで購入できます。)
雨漏りの被害を拡大させないための雨漏り対策グッズは以下のものがあります。
- 吸水シート
- バケツ
- ブルーシート
- 防水テープ
これらもホームセンターで購入可能です。
雨漏り対策グッズの使い方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ホームセンターで購入可能な7つの雨漏り対策グッズを屋根屋が解説!
材料があっても屋根修理のDIYはオススメできない?
ホームセンターなどで簡単に屋根修理の材料は購入できますが、基本的には屋根修理のDIYはオススメできません。
- 屋根修理は高所作業のため危険
- 間違った施工で状況がさらに悪化する可能性
- 他の場所を誤って破損してしまう可能性
台風の時にニュースとなるのが、屋根修理していて落下事故が発生したというものです。
屋根屋は少しでも雨が降っていると屋根に上がることはしません。
屋根にはしごをかけるだけでも屋根屋のノウハウがあります。
屋根から物を落とさないように道具などをしっかりと準備しています。
落下すると命にかかわることを知っているからです。
DIYでの屋根修理はあきらめて、屋根修理業者に依頼することをオススメします。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
屋根修理のDIYはやめておこう!オススメできない7つの理由を解説
屋根修理ではなくリフォームが必要なときは?
屋根修理ではなく、屋根リフォームが必要な場合もあります。
なんとなく知っておくことで不要不急の屋根リフォームを勧められてもだまされにくくなります。
以下、主だった屋根修理を部分修理と屋根リフォームに分けてみましたので、参考にしてください。
部分修理でよい場合
- 瓦屋根が雨漏りしている
- 屋根材が割れている
- 瓦屋根のしっくいがはがれている
- 瓦がズレている
- 棟板金がはがれている
屋根リフォームが必要な場合
- 屋根材が劣化して寿命を迎えている
- ルーフィング(屋根材の下の防水シート)が劣化している
- 屋根下地(野地板・垂木)が劣化している
- スレート・金属屋根で雨漏りしている
スレート・金属屋根は部分的にはがして補修することはむずかしい屋根材です。
スレート・金属屋根で雨漏りしている場合は屋根リフォームの検討が必要となります。
屋根修理を専門業者に依頼したときの費用の目安は?
屋根修理を業者に依頼したときの費用目安です。
修理内容 | 約100㎡の建物の費用相場 |
---|---|
破損した瓦の差し替え | 2.5~万円 ※例5枚の場合、5万円程度です。 |
棟板金の取替え | 5~15万円 ※棟板金の形状や長さによって異なります。 |
雪止設置 | 10~30万円 ※隣の家や車に被害が出る場所に増設します。 |
しっくいの塗り替え | 6~20万円 |
雨樋修理 | 5~10万円 ※破損した部分の交換です。 |
瓦棟部の葺き替え | 25~50万円 |
雨漏り修理 | 10~50万円 ※雨漏りしている場所の部分のみの補修です。 |
上の表を見てもわからない言葉が並んでいるように屋根修理はほとんどの人が経験ありません。
DIYではなく屋根専門業者に依頼することをオススメします。
そのメリットは以下のものがあります。
- 今の屋根の状態を把握できる。
- 間違った施工でさらに状態が悪くなることがない。
- しっかり直してもらうことで雨漏りの心配がなくなる
- 今後のメンテナンス計画を教えてもらえる
- 訪問販売業者にだまされにくくなる。
屋根修理の費用相場について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
屋根修理の費用相場は?具体的な金額や工期についても解説します!
【まとめ】屋根修理は業者でなければ多くの場合は難しい
屋根修理によく使われる材料をご紹介しました。
- 防水シート
- コーキング材
- アルミテープ
これらはホームセンターやwebから購入できます。
しかし、基本的には屋根修理のDIYはオススメできません。
- 屋根修理は高所作業のため危険
- 間違った施工で状況がさらに悪化する可能性
- 他の場所を誤って破損してしまう可能性
主だった屋根修理を部分修理と屋根リフォームに分けてみましたので、業者に依頼するときの参考にしてください。
部分修理でよい場合
- 瓦屋根が雨漏りしている
- 屋根材が割れている
- 瓦屋根のしっくいがはがれている
- 瓦がズレている
- 棟板金がはがれている
屋根リフォームが必要な場合
- 屋根材が劣化して寿命を迎えている
- ルーフィング(屋根材の下の防水シート)が劣化している
- 屋根下地(野地板・垂木)が劣化している
- スレート・金属屋根で雨漏りしている
屋根に関してお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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