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ホームセンターで購入可能な7つの雨漏り対策グッズ
最近のホームセンターは、専門業者も必要な物を調達できるくらい品揃えが充実しています。
雨漏り対策のグッズも、ホームセンターで必要な物のほとんどが揃うといっても過言ではありません。
この章では、ホームセンターで購入可能なオススメの7つの対策グッズを紹介します。
- バケツ
- 雑巾
- 吸水シート
- ブルーシート
- 防水テープ
- コーキング剤
- 補修スプレー
次の章から、それぞれ解説していきますね。
【ホームセンターで購入可能な雨漏り対策グッズ】①バケツ
雨漏りが天井から発生したときは、バケツが応急処置としてとても有効です。
バケツの中に雑巾やタオル、吸水シートを入れると雨水がはねにくくなります。
ブルーシート等を広げた上に、バケツを置くようにすると、家の床が雨水で濡れてしまうことを防止できます。
ただしバケツが有効な場合は、天井からの雨漏りのみとなります。
バケツを使った応急処置の方法について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【雨漏りにすぐに対応できる】バケツを使った応急処置の方法を解説
【ホームセンターで購入可能な雨漏り対策グッズ】②雑巾(ぞうきん)
ホームセンターで購入もできますが、家に不要なタオル等がある場合は、雑巾の代用として使用できます。
雑巾の活用方法しては、単におくのではなく、水を吸わせて雨水の広がりを防ぐように使用すると効果てきです。
雑巾は沢山あっても困るものではないため、多めに用意しておきましょう。
雑巾は窓枠やサッシのレール部分に使用することで、雨水の浸入や床への広がりを防ぐことができきます。
【ホームセンターで購入可能な雨漏り対策グッズ】③吸水シート
意外と吸水能力が高いののが吸水シートで、見た目は普通の布のように見えるが、1枚(約400g)で約10リットルの水を5~10分で吸水することができます。
ひどい雨漏りなど、大量の水を吸い取りたい場合にはとても役立ちます。
また、窓枠やサッシ周りに置くとレールから飛び散ることも防げます。
吸水シート自体は、天日干しを3週間程度続けることで再利用が可能となります。
値段は、1,000~2,000円程度と少し高めではあります。
【ホームセンターで購入可能な雨漏り対策グッズ】④ブルーシート
「養生シート=ブルーシート」のイメージがありますね。
しかし、ブルーシートといっても様々な種類があります。
ラベルに「#」で記載された数字は重さを表していて、例えば「#1000」よりも「#3000」の方が、厚みがあり、重いということです。
ブルーシートは、厚く重たいものほど、耐久性が高く、屋外の養生で使用する場合は、最低「#3000」以上が推奨されています。
よく販売されているブルーシートのサイズは、3.6m×5.4mで約12畳程度です。
室内を養生する場合には、レジャーシートや新聞紙で代用できる場合もあります。
自宅の雨漏りを養生するために、自分一人で、屋根の応急処置としてブルーシートを使うことは、高所作業で危険を伴うためオススメできません。
ブルーシートを使った屋根の応急処置は、うまくシート掛けができないと、かえって状況を悪くしたり、風で飛ばされて近所に迷惑をかけてしまいます。
【ホームセンターで購入可能な雨漏り対策グッズ】⑤防水テープ
防水テープは、防水加工されたテープのことで、屋根や外壁のヒビ割れや穴等を塞ぐことができます。
補修箇所によって必要なサイズにカットして、使用します。
防水性、粘着性、耐熱性の高いもの等、さまざまな種類がホームセンターでは販売されているので、用途に合わせて選びましょう。
補修箇所が広い範囲の場合は、防水シートも有効です。
基本的には、防水テープも防水シートも、特別な工具等は必要なく、ハサミやカッターでカットすることができます。
防水テープを使用した雨漏り対策について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【ホームセンターで購入可能な雨漏り対策グッズ】⑥コーキング剤
コーキング剤は、雨漏りの浸入口のすき間を埋めるために使用します。
コーキング剤が使える場所は、外壁、サッシ、バルコニー等です。
屋根のコーキングは、高所作業のためやめておきましょう。
また、屋根材は入った水を出すという考えのため、変なところにコーキングすると、かえって雨漏りがひどくなることも多く、この面からもオススメできません。
コーキングを行うには、コーキング剤、コーキングガン、カッター、ヘラ、プライマー、ハケ、マスキングテープと、いくつか必要な道具を揃える必要があり、約3,000円程度で揃えることができます。
コーキングでの応急処置の方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【雨漏りの応急処置】コーキング剤で素人が直す方法【プロが解説】
【ホームセンターで購入可能な雨漏り対策グッズ】⑦補修スプレー
補修スプレーとは、いわゆる防水スプレーのことです。
バルコニーなどの床面からの雨漏り箇所をコーティングすることで、一時的に雨漏りを止める可能性があります。カビの発生の防止にもなります。
女性でも簡単に使用が可能で、いざという時のために購入しておきたいアイテムです。
補修スプレーには、様々な種類がありますので、雨漏り用や住宅用、多用途と記載があるものを購入してみましょう。
補修スプレーを使用するときは、使用箇所の汚れをしっかり拭き取り、2、3度重ねて吹きかけることで、効果が発揮されます。
1缶でわずかな面積しか塗ることができないため、気休め的な応急処置となります。
もう一度確認しておきたい!雨漏りが発生したときの対処方法
この章では、急に雨漏りしたときの応急処置の方法を、もう一度再確認しておきましょう。
雨漏りしたときの応急処置の手順を紹介します。
- バケツで雨水を受け止める
- 屋根裏で止める
- 窓枠やサッシから浸入した水を吸い取る
- 修理業者に依頼する
以下、詳しく解説していきます。
①バケツで雨水を受け止める
雨漏りが発生している場所の下に、バケツを置くようにしましょう。
バケツを置くだけでは、雨水が跳ねてまわりが濡れてしまいます。
ブルーシートを敷いておくと床が濡れるのを防ぐことができます。
バケツの中に雑巾や吸水シートをいれておくと、雨水があまり跳ねないのでオススメです。
バケツがなければ、なべや洗面器でなど水を受けることができるものなら、なんでも可能です。
②屋根裏で止める
天井からの雨漏りで、屋根裏に上がることが可能なら、屋根裏にバケツなどを置くことで天井の被害を防ぎます。
バケツ以外では、吸水シートを敷きつめることもオススメです。
吸水シートが沢山吸水すると天井が濡れてしまうことがあるため、下にブルーシートを敷いておきましょう。
③窓枠やサッシから浸入した水を吸い取る
窓枠やサッシのすき間から雨水が浸入してくるときは、すき間を雑巾やタオルで詰めるようにしましょう。
吸水シートを使用するのもオススメです。
当面の間、窓枠やサッシからの雨漏りを防ぐことができますよ。
④修理業者に依頼する
これまで紹介した応急処置を行ったら、被害が拡大する前に専門の業者に相談するようにしましょう。
応急処置は一時的な問題解決になりますが、雨漏りの原因が解決したことにはなりません。
専門業者であれば、応急処置も的確でスムーズに対応してくれますよ。
まとめ:雨漏りに備えてホームセンターで必要な物を買っておこう
今回は、ホームセンターで購入可能な7つの雨漏り対策グッズを紹介しました。
- バケツ
- 雑巾
- 吸水シート
- ブルーシート
- 防水テープ
- コーキング剤
- 補修スプレー
ホームセンターには、かなりの種類の雨漏り対策グッズがあります。
最近の異常気象を考えると、雨漏りがいつ起こってもおかしくないため、普段から急な雨漏りに備えて、雨漏り対策グッズを購入しておくと安心です。
ただしホームセンターで購入可能な対策グッズは、あくまで応急処置のためのアイテムです。
もっと準備してほしいことは、雨漏りがおきないように、予防的な点検やメンテナンスを行っておくことです。
もし長い間、点検やメンテナンスをやっておらず、急に雨漏りしないか心配という方は、これを機会にぜひ一度専門業者さんに点検をしてもらってはどうでしょうか?
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