目次
雨どいの値段ってどれくらい?
雨どいの種類によって、値段は異なります。
主な種類の値段の目安を紹介します。
丸型 | 角型 | |
---|---|---|
塩化ビニール製 | 2,000~3,000円/m | 2,500~3,500円/m |
ガルバリウム鋼板製 | 3,500~4,000円/m | 4,500~5,000円/m |
銅製 | 7,000~8,000円/m | 9,000~10,000円/m |
※足場費用は含まれていません。
雨どいの種類について詳しくはこちらの記事で解説しています。
雨どいの部品の値段ってどれくらい?
雨どいの部品の値段の目安を紹介します。
【縦どい部品】
縦どい部品名 | 価格(円/個) |
---|---|
縦どい | 2500~ |
縦継手 | 400~ |
エルボ | 600~ |
寄せマス | 1500~ |
軒天ソケット | 2500~ |
飾りマス | 2500~ |
呼び樋 | 2500~ |
【軒どい部品】
軒どい部品名 | 価格(円/個) |
---|---|
軒どい | 3600~ |
軒継手 | 500~ |
軒曲がり | 1500~ |
止まり | 500~ |
【落とし口部品】
落とし口部品名 | 価格(円/個) |
---|---|
集水器 | 2500~ |
自在ドレン | 2000~ |
角マス | 8000~ |
雨どいの部品について詳しくはこちらの記事で解説しています。
DIYは値段は安くなるがリスクがある
ホームセンターで買った雨樋をDIYで取り付けることは難易度が高い作業です。
1階の屋根で、部分的に破損した箇所などを交換することが限度だと思います。
屋根から下を向いて作業すると頭から落下するのでNGであり、脚立にのって上を向いての作業となるので、大変危険です。
業者に依頼するより安くするためのDIYですが、雨どいの取付作業は転落リスクが高いのでオススメできません。
また、雨がスムーズに流れるような微妙な水勾配をつけて設置する必要があり、足場がない場合はやめておきましょう。
雨漏り補修のDIYについて詳しくはこちらの記事で解説していますので、参考にしてくださいね。
専門業者に依頼した際の雨どい修理の値段
雨どいの修理費用やメンテナンス費用の相場を紹介します。
雨樋のメンテナンス内容 | 概要・内容 | 費用 |
---|---|---|
雨樋の掃除・DIY | 1階屋根の雨樋を自分で掃除する。 必ず下からはしご・脚立などを使用してください。※落下に注意してください。 | 0円(自分の時間だけ) |
雨樋の掃除・業者 | 屋根屋さんに掃除を依頼して、雨樋の詰まりを掃除する。 | 2~3万円 |
雨樋の部分修理 | 足場を設置せずに、部分補修する。 | 5~10万円 |
雨樋の塗装 | 外壁・屋根などに併せて、雨樋を塗装する。 | 5~10万円 |
雨樋の部分修理(一面部のみ) | 外壁の1面部分だけについている雨樋を、足場を設置して、交換する。 | 15~20万円 |
雨樋の全体交換 | 住宅の雨樋全体を交換する。足場全面に設置する。 | 25~60万円 |
雨どいの修理は足場が必要な修理かどうかで値段が大きく異なります。
雨どいの修理をどこに頼むべきかについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
雨どい修理の値段を安くしたいなら業者選びが重要
雨樋の修理が可能な業者について紹介します。
- 家を建てた施工業者
- 大手ハウスメーカー
- 工務店
- ホームセンター
- リフォーム業者
- 塗装業者
- 屋根や雨樋の修理ができる専門業者
建築関係の業者であれば、どこでも対応できます。
値段を抑えたい方は、中間マージンが発生せずに修理できる屋根や雨樋の専門業者がオススメとなります。
但し、大手ハウスメーカーはオリジナルな雨樋を使用している場合もあり、そこでしか、修理ができない可能性もあります。
雨樋の修理業者の選び方や費用相場について詳しくはこちらの記事で解説しています。
火災保険を使えば雨どい修理の値段を安くできる?
雨どい修理に関して、火災保険が適用される条件は、雨どいの損傷や損傷に伴う雨漏りが自然災害によるものではなければなりません。
経年劣化や施工不良、人的な破損などによる雨どいの損傷や損傷に伴う雨漏りの場合は、火災保険の適用となりません。
また、自然災害によって修理が必要になってから3年以内に申請がしないと時効となります。
火災保険は代行申請ではなく、本人による申請が必要となります。(代行申請をうたう業者に依頼するとかえって不利になる可能性もありますので注意してくださいね。)
火災保険の申請方法や注意点について詳しくはこちらの記事で解説しています。
屋根修理で火災保険は使えるの?申請方法から注意点まで徹底解説!
雨どいの詰まりに注意しよう
雨どいの不具合で多いのは、雨どいの詰まりが原因によるものです。
軒どいの継手からの水漏れや軒どいからオーバーフローする可能性があります。
雨どいの詰まりは、落ち葉・樹種や土・泥・野鳥の巣作りの名残(わら・細い枝)などが原因で縦どいへの落とし口で発生します。
落とし口が詰まると雨水は縦どいへスムーズに排水されなくなります。
大雨などで軒どいからオーバーフローすることで、雨漏りやシロアリの発生を引き起こす可能性があります。
雨どいの詰まりを定期的に点検・チェックし、詰まりがある場合は放置せずに掃除メンテナンスを行いましょう。
雨どいの詰まりのチェックは、降雨時もしくは雨が止んだ後に、集水器や軒継手などから水漏れしているかを確認することで地面からも行うことができます。
雨どいが詰まった場合の対処方法を解説していますので、参考にしてくださいね。
雨どいの掃除は自分でできる?
雨どいの掃除は1階屋根であれば、2人作業でできる可能性があります。
しかし、2階以上の屋根の雨どいの掃除は、屋根業者に依頼するべきです。
理由は、高所作業で大げさではなく命掛けの掃除となってしまうからです。
巨大台風などの後、DIYで屋根にブルーシートを掛けたり、応急処置をしたりしているときに転落して死亡事故となったニュースが必ずあります。
業者に依頼しても3万円程度ですので、命掛けの雨どい掃除はやめておきましょう。
オススメの正しい掃除の方法について詳しくはこちらの記事で解説しています。
屋根屋が教える!雨樋詰まりの正しい掃除方法と必要な道具。対策方法も伝授します!
雨どいの詰まり防止には落ち葉よけシートがオススメ
立地によっては、毎年雨どい掃除を行わなければならない屋根もあります。
その場合は、落ち葉よけの対策グッズを検討されてはいかがでしょうか。
一般的には、落ち葉除けネットという雨どいの中に入れて使用するのものがあります。
しかし、弊社のおすすめはこちら!「落ち葉よけシート」。
こちらも雨どいの中に入れて使う対策グッズですが、網状ではなくシート状になっているタイプです。
プラスチック製のシートの表面に凹凸がある形状をしており、この凹凸で落ち葉の侵入を防ぎます。
雨は凹を流れて、といの中に入ります!
落ち葉は凸に引っかかるので、といの中には入りません。
こちらも単純な構造ですが、落ち葉よけネットよりも「細かいゴミ」による詰まりを防ぐことができます。!
落ち葉よけシートを使えば、雨樋のメンテナンス費用の削減や雨どい掃除の負担の軽減につながります。
落ち葉よけシートについて詳しくはこちらの記事で解説しています。
落ち葉よけシートをDIYで試しに設置してみました!(雨樋用)
【まとめ】しっかりとしたメンテナンスで余計な出費を防ごう
雨どいの種類別の値段や雨どいの部品の値段の目安を紹介しました。
雨どいのメンテナンスをご検討の方はご参考にしてください。
DIYして費用を抑えたい方でも、2階屋根は命掛けのDIYとなるため、やめておきましょう。
また、雨どいの水漏れやオーバーフローなどは雨どいの詰まりが原因の場合が多いです。
雨どいの詰まりを早期に掃除することで、雨漏りやシロアリなどの2次被害を防ぐことができ、余計な出費を防ぐことにつながります。
雨どい掃除は業者に依頼することをオススメしますし、頻度が多い立地の場合は、落ち葉よけシートなどの対策グッズなどで負担の軽減を検討しましょう。
屋根・雨漏りに関してお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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