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雨漏りや水濡れを素人でも把握できる使いやすいセンサー3選
雨漏りや水漏れのセンサーを使用することは、専門業者が行うというイメージがあるかもしれないが、現在は手ごろな価格で高い機能が備わったセンサーを購入できることができます。
雨漏りや水濡れを素人でも把握できる使いやすいセンサー3選をご紹介します。
- housolution 「水漏れ報知器」
- +Style「スマートセンサー」
- Proster「木材水分計」
次の章から詳しく解説していきます。
使いやすいセンサー①housolution 「水漏れ報知器」
(Amazonから引用)
電気コードのない水漏れ検知器(乾電池式)なので、電源がない場所でも使用できる便利なアイテムです。
本体についている3つのプローブの内、2つ以上で水を感知すると音の警報を出すというシンプルなものです。
小型・軽量・防水タイプなので、簡単に気になるところに置くだけでセット完了です。
ただし、水を感知すると警報音が鳴り続けますので、ご自分で回収が難しいところには設置しないようにしましょう。
トイレ・洗濯機・シャワー室などの水漏れを知りたい方には最適です。
また、床下、地下室、天井上など普段入らない場所で雨漏りが気になっている方にもその場所に置いておくだけですので有効だと思います。
使いやすいセンサー②+Style「スマートセンサー」
(Amazonから引用)
雨漏りや水漏れが心配な場所にセンサーを設置して、2点のプローブが濡れるとスマホの「+Style」アプリに知らせてくれるので、いつでもどこでも雨漏りや水漏れが把握できます。
工事は不要で、電源も電池式なので簡単です。
Wi-Fi環境があれば、月額無料のアプリなので導入しやすいですね。
警報ブザーもなるのですが、音は小さめなので警報ブザーで知りたい方は同じ部屋にいる必要があるようです。
水漏れよりも雨漏りの再発の有無を知りたい方に適していると思います。
戸建ての雨漏り検知の場合、設置したい場所にWi-Fiが届いていることを確認することをオススメします。
使いやすいセンサー③Proster「木材水分計」
(Amazonから引用)
ハンディタイプのセンサー式木材水分計です。
材料の表面から約20mmまでの水分を測定することができます。
測定モードが壁モード、石積みモード、ハードウッドモード、ソフトウッドモードと4種類あります。
雨漏りや水漏れをしているか確認するときに、その部分に水分計を押し当てて含水率を測定できるので適しています。
例えば、明らかに乾いている壁の含水率を測定しておいて、気になる部分の壁の含水率を測定することで含水率の差がわかります。
目安ですので、20~30%以上差が出たら濡れていると判断することができます。
雨漏りが気になり出しますと常に濡れている錯覚におちいりやすいです。
そのような方が雨漏りの有無を確認するのに適したセンサーです。
雨漏りと水漏れの判別は難しい?
天井、壁や床の濡れている症状を見ただけでは、雨漏りなのか水漏れなのかを判断することは専門業者でも難しいです。
雨漏りと水漏れを見分けるいくつかのポイントを紹介します。
- 水漏れはキッチンやトイレ付近などの水まわりで起こることが多い
- マンションでは最上階以外に住んでいる場合、室内中央の天井から水が落ちてきたときは水漏れの可能性が高い
- 雨漏りは基本、雨の日に起こる
- 水道の使用をすべて止めた状態で、水道メーターの動きを確認して動いていたら水漏れの可能性が高い
雨漏りと水漏れの判別について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
センサーを備えた電動式天窓もあります
降雨をとらえるセンサーを搭載している建築材料があります。
電動式天窓の中には、雨や雪をセンサーで感知し自動で閉まる大変便利なものが販売されています。
(日本ベルックス総合カタログより引用)
スカイビューシリーズ・VS電動タイプでは、吹き込みセンサーが標準装備されています。
吹き込んでくる雨を内部のセンサーでキャッチする仕組みとなっています。
天窓について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
天窓が開かない原因は?対策方法や修理費用を屋根屋が徹底解説!
注入したガスをセンサーで感知して雨漏りを確認する方法がある
雨漏り調査はさまざまな方法が取り入れられており、雨漏り箇所へ空気に臭い(りんご、ハイビスカス等)を付けて圧入し、出てくる場所を臭い センサーで探す方法もあります。
トレーサーガス方式と呼ばれる手法ですが、建物の構造が密閉している場合に使える方法です。
木造住宅・鉄骨造では密閉度がないので向いていません。
雨漏り調査よりも、地面の水道管の漏水調査などに適しているようです。
雨漏り対策に応急処置グッズもそろえておこう
雨漏りや水漏れを早期に把握するのと同時に、雨漏りや水漏れが起こったときは被害拡大を防ぐための応急処置も重要です。
年々自然災害が増えていますので、雨漏り対策の応急処置グッズもそろえておくと安心です。
簡単に使うことができるグッズを紹介します。
- バケツ
- 雑巾
- 吸水シート
- ブルーシート
- 防水テープ
- 補修スプレー
- コーキング材
雨漏りの応急処置グッズの使い方に関してはこちらの記事をご覧ください。
雨漏りの再発の有無であれば、センサーの代わりに吸水シートを設置しておくこともオススメです。
吸水シートは水を吸うと色が変わるため、濡れているかすぐに判別できます。
雨漏りしそうな降雨時に吸水シートを確認することで早期発見につながります。
雨漏りや水漏れの調査が難しい場合は信頼できる専門業者に頼もう
雨漏りや水漏れの判別や原因調査が難しいと感じたら、被害が拡大する前に専門業者に依頼することをオススメします。
業者へ依頼することに抵抗を感じる方は少ないと思います。
しかし、その業者の選び方が難しいようです。
昔だと、家を建てた地元の大工さんが長期間にわたって対応してくれたのですが、今はその関係も少なくなってきています。
雨漏りや水漏れを直してくれる業者を知らない場合は、原因調査をしっかり行っている業者かどうかで選ぶことをオススメします。
ホームページなどに原因追及について詳しく記載してあるかで判断できます。
雨漏り修理業者の選び方について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【まとめ】雨漏りや水漏れはセンサーを使うと早期の発見が可能です
雨漏りや水漏れのセンサーを使用することは、専門業者が行うというイメージがあるかもしれないが、現在は手ごろな価格で高い機能が備わったセンサーを購入できることができます。
雨漏りや水漏れのセンサーを使うことでそこが水濡れしたか素人でもすぐに判断できます。
雨漏りの再発の有無をとらえたい方は+Style「スマートセンサー」やProster「木材水分計」が便利です。
雨漏りの再発の有無であれば、センサーの代わりに吸水シートを設置しておくこともオススメです。
雨漏りや水漏れを早期に発見したら、併せて応急処置を行いましょう。
その上で、雨漏り調査をして原因把握できる業者に修理依頼することをオススメします。
雨漏りに関してお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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