雨漏りに備えよう!準備しておきたい7つの対策グッズを紹介!

Dr.神谷
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  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経ホームビルダー」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

雨漏りに備えて何を準備すれば良いのか知りたい

雨漏り対策グッズについて知りたい

雨漏り対策グッズを使用方法を知りたい

雨漏り対策グッズの用途について知りたい

この記事で伝えたいこと

この記事は「雨漏りに備えて何を用意すれば良いの?」「雨漏り対策グッズについて詳しく知りたい」という方に向けて書かれています。

雨漏りは予期せぬときに起こってしまうものです。突然、雨漏りが起こると心配だという人は、雨漏り対策グッズを準備しておきましょう。雨漏りが起こったときは、迅速に応急処置を行うことが大切です。

本記事では、とても効果的で便利な7つの雨漏り対策グッズを紹介しています。使い方や注意点なども詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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準備しておきたい7つの雨漏り対策グッズとは?

一度、雨漏りが発生したら、雨漏りが直るまで雨のたびに心配することになります。

そんなときに、雨漏り対策グッズを準備しておくと、家の2次被害の心配を減らすことができます。

以下、7つの雨漏り対策グッズを紹介します。

  1. バケツ
  2. 雑巾
  3. 吸水シート
  4. ブルーシート
  5. 防水テープ
  6. 補修スプレー
  7. コーキング剤

次の章からグッズについて詳しく解説していきますね。

【雨漏り対策グッズ】①バケツ

雨漏り対策グッズの筆頭は、やはり、バケツです。

天井からポタポタ落ちる水滴を応急処置で受けるのに、バケツは役立ちます。

水滴が落下する位置にバケツを置くことで、床や家の中の家具などを雨漏りから守ります。

しかし、天井以外の場所からの雨漏りの応急処置には不向きです。

バケツを使用した雨漏り対策は、バケツの中に雑巾をいれて雨水の飛び散りを防止したり、バケツのまわり(約1メートル角程度)にブルーシートを広げ養生したりするなど、他の雨漏り対策グッズと組み合わせることが有効です。

バケツを使った応急処置の方法や必要な道具、作業の手順をこちらの記事で詳しく解説しています。

【雨漏りにすぐに対応できる】バケツを使った応急処置の方法を解説

 

【雨漏り対策グッズ】②雑巾

雑巾を雨漏りグッズと思ったことはないと思いますが、身近な雨漏り対策グッズであり、使い方によっては有効な雨漏り対策が可能となります。

雑巾は、水を拭き取るというイメージが強い方が多いですが、拭き取る以外の使い方もあります。

前章で紹介しましたが、バケツの中に雑巾を入れておくと雨水の飛び散りの防止やうるさい水の音の抑制にもなります。

また、雑巾はサッシ付近などから雨漏りする場合に、雨漏り箇所からの浸水をせき止めることもできます。

雨漏り箇所に詰め込むことで、被害の拡大を防ぐことが可能です。

雨漏りで雑巾を使用する場合は、ぜひ水を拭き取る以外の使用を試してみてくださいね。

 

【雨漏り対策グッズ】③吸水シート

吸水シートの吸水能力は種類にもよりますが、1枚(約400g)で約10リットルの水を5~10分で吸水可能な優れものもあります。

天井からの雨漏りでは、ブルーシートを敷いてバケツを置き、その中に雑巾をいれることを説明しましたが、雑巾の代わりに吸水シートをいれるとさらに効果があります。

飛び散りや音の防止はもちろん、バケツの容量以上の雨水を貯めることができます。

窓枠やサッシの隙間などに吸水シートを置いておくと、多くの雨水を吸水でき、雨水の浸入を防ぐこともできるため、雨漏り対策としてかなり有効です。

雑巾やタオルと比較して吸水量が多く、頻繁に取り替えたりしぼったりする必要がなく、夜中の雨漏りには、特に役立ちます。

吸水シートを使った応急処置の方法や必要な道具、作業の手順をこちらの記事で詳しく解説しています。

雨漏り対策に抜群の効果!吸水シートの特徴や使い方を徹底解説!

 

【雨漏り対策グッズ】④ブルーシート

雨漏り対策グッズとしてブルーシートを使用するときは、天井からの雨漏りの場合にバケツに下に敷く以外にも、屋根裏に敷くなどの使い方が有効です。

また、屋根瓦にブルーシートをかけるなどのイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、高所作業で落ちると命にかかわる危険な作業となるため、オススメできませえん。

応急処置でブルーシートをかけようとするぐらいなら、屋根屋さんに修理依頼する方が間違いなく得策です。

濡れてしまっては困る大切な家具や電化製品などは、ブルーシートで覆うように使用すると濡れることを予防できます。

ブルーシートは、重さを基準にして種類があり、ホームセンターには、「#1000」や「#3000」といった記載したものが販売されています。

数字が大きい方が重たく厚みがあって防水性能も高いため、数字が大きい方がいろいろなことに応用が利くので、オススメします。

 

【雨漏り対策グッズ】⑤防水テープ

防水テープは、防水加工が施されたテープのことで、屋根や外壁のヒビ割れしているところに貼り付けることで雨漏り箇所を応急処置としてふさぐことができます。

ホームセンターにも、数多くの種類の防水テープがおいてあります。

購入するときは、使う場所に応じて選びましょう。

主な特徴は以下の5つです。

  • 水をはじきやすい
  • 粘着性が高い
  • 耐熱性が高い
  • 耐候性が高い
  • はがしやすい

外で使用する場合は、粘着性や耐熱性、耐候性の高いものを選びましょう。

室内で使用する場合は、はがしやすさも考慮に入れておきましょう。

防水テープは、ガムテープのように希望のサイズにカットできて使いやすいが、貼るときの注意点としては汚れをしっかり取り、水分を乾燥させてから貼るようにしないとすぐに剥がれてしまう可能性があります。

防水テープを使った応急処置の方法や必要な道具、作業の手順をこちらの記事で詳しく解説しています。

防水テープを用いた雨漏りの応急処置を屋根屋さんが徹底解説!

 

【雨漏り対策グッズ】⑥補修スプレー

補修スプレーはいわゆる防水・撥水スプレーで、雨漏りしそうな箇所にコーティングすることが可能です。

外壁材やコンクリートなど垂直面のヒビや亀裂など、様々な場所で応急処置的に使うことができます。

工具や道具、特別な技術が必要ないため、女性や子供でも使用できる便利な雨漏り対策グッズと言えます。

使用するときは、ゴミやサビ、汚れなどをしっかり拭き取り、なるべく均等に2、3回塗り、塗った後は乾燥するまで24時間以上待つことで効果がでます。

補修スプレーを使った応急処置の方法や必要な道具、作業の手順をこちらの記事で詳しく解説しています。

手軽で使いやすい!雨漏り補修スプレーとは?選び方や注意点も解説!

 

【雨漏り対策グッズ】⑦コーキング剤

コーキングは、今回紹介する雨漏り対策グッズの中で、使用が難しいため自信がない方は、専門業者に依頼しましょう。

コーキング剤はゴムのような素材で隙間を埋めて、密閉性や防水性を高めることが可能です。

外壁やバルコニー、サッシなどの場所で使うと有効です。

屋根のコーキングは、高所作業で危険なため、絶対におやめください。

また屋根材は入った水を出すという考えのため、間違った場所にコーキングを行うと雨漏りが悪化することもありますので、絶対におやめください。

コーキング剤を使った応急処置の方法や必要な道具、作業の手順をこちらの記事で詳しく解説しています。

【雨漏りの応急処置】コーキング剤で素人が直す方法【プロが解説】

 

雨漏り対策グッズはあくまで応急処置だと理解する

この記事で紹介した雨漏り対策グッズは、雨漏りの被害拡大を防ぐための便利な対策グッズです。

しかし、あくまで応急処置としての対策です。

雨漏り対策グッズを使用して、雨漏りが止まったとしても、雨漏りの原因は解消されていません。

建物の見えないところで雨漏りが継続している可能性もありますので、そのまま放置はやめておきましょう。

雨漏りを発見したときは、まず対策グッズで応急処置を行い、被害拡大を防止した上で専門業者に雨漏りの原因調査や根本的な修理を依頼してください。

 

まとめ:雨漏りしたときは落ちついて応急処置を!

雨漏りの応急処置ができる、対策グッズを7つご紹介しました。

  1. バケツ
  2. 雑巾
  3. 吸水シート
  4. ブルーシート
  5. 防水テープ
  6. 補修スプレー
  7. コーキング剤

被害拡大を防ぐためのグッズは1~4です。

一時的に雨漏りを止めるためのグッズは5~7です。

雨漏りが一時的に止まったとしても、原因の解決にはなっていないことがあります。

雨漏りを発見したときは、まず対策グッズで応急処置を行い、被害拡大を防止した上で専門業者に雨漏りの原因調査や根本的な修理を依頼してくださいね。

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