雨漏りの原因をランキング形式で知りたい方必見【慶応4年創業の屋根屋が解説】

Dr.神谷
Dr.神谷
  • みなさま。こんにちは。
    屋根から人の笑顔を作りたい!!!神清(かみせい)のDr.神谷です。

    弊社は、高浜市・半田市にある創業150年老舗三州瓦の生産・販売・工事を行っている会社です。
    年間200棟以上の雨漏り調査・修理を行っています。
    建築業界誌「日経アーキテクチュア」の連載記事「新次元!雨漏り対策」を執筆しています。

本記事はこんな人にお勧めします。

雨漏りの原因をランキング方式で知りたい

雨漏りの点検や修理はどこに任せるべきか知りたい

この記事で伝えたいこと

この記事は、「雨漏りの原因をランキング形式で知りたい」方向けに書かれています。

雨漏りは、何が原因で発生するのか知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、雨漏りの原因をランキング形式で、慶応4年創業の屋根修理屋さんが紹介していきます。

雨漏りの発生原因を知って、雨漏りトラブルを防ぐ参考にしてくださいね。

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雨漏りの原因ランキングを紹介します

この章では、雨漏りの原因をランキング形式で紹介します。雨漏りの原因ランキングは以下の通りです。

1、外壁

2、屋根

3、ベランダ

4、窓・サッシ

5、雨樋

雨漏り=屋根が原因とお考えの方が多いと思いますが、実は、外壁が原因の雨漏りの方が多いのです。

窓・サッシから雨漏りして来ても、原因としては、外壁が原因ということがほとんどです。

その次に、屋根・ベランダと続きます。

次の章から、雨漏りの原因別に症状や修理費用について解説していきます。

 

雨漏りの原因ランキング1位【外壁】

外壁が原因で雨漏りする場合、雨漏りの症状としては、窓・サッシの上から室内へ雨漏りすることが多いです。

外壁からの浸入口としては、シーリングのひび割れ・はがれ、外壁材のひび割れ、外壁材の重なり部分の隙間などがあります。

これらは、経年劣化によって、発生することが多いです。

外壁内へ入った雨水は、その中に貼ってある防水シートの隙間・くぎ穴・施工不良などによって、防水シートの室内側へ浸入します。(根本的な原因)

それが、窓・サッシの上からの雨漏りとなります。

雨漏りの補修費用の目安としては、浸入口の隙間をふさぐ場合は、5万~20万円です。

根本的な原因を直すには、外壁をはがして、防水シートを張り替えする必要があり、補修費用の目安としては、30万円~100万円となります。

 

雨漏りの原因ランキング2位【屋根】

屋根が原因で雨漏りする場合、雨漏りの症状としては、天井から雨漏りする場合が多いです。

屋根からの浸入口としては、屋根材のひび割れ・ズレによる隙間の発生や、谷部・棟部・ケラバ部・軒先部などの屋根の端部などがあります。

これらは、経年による移動・堆積・劣化などによって、発生することが多いです。

また、間違ったメンテナンス方法が原因の雨漏りも比較的多いです。

屋根材から浸入した雨水は、くぎやビス、タッカーなどによる防水シートの穴から伝い水として、野地板へ浸入します。

野地板のつなぎ目から天井上へ滴下して、天井からの雨漏りとなります。

雨漏りの補修費用の目安としては、部分的に屋根材をめくって、補修する場合は、20万円~30万円となります。

補修する面積が増えることで、費用はかかり、全面の葺き替えとなりますと100万円~となります。

 

雨漏りの原因ランキング3位【ベランダ】

ベランダが原因で雨漏りする場合、雨漏りの症状としては、下の階の天井や窓・サッシの上から室内へ雨漏りすることが多いです。

ベランダからの浸入口としては、防水層のひび割れ・排水ドレンの劣化、シーリングのひび割れ・はがれ、笠木・手すりの隙間、外壁とベランダのつなぎ目分の隙間などがあります。

これらは、経年劣化によって、発生することが多いです。

ベランダ内へ入った雨水は、その中に貼ってある防水シートの隙間・くぎ穴・施工不良などによって、防水シートの室内側へ浸入します。(根本的な原因)

それが、天井や窓・サッシの上からの雨漏りとなります。

雨漏りの補修費用の目安としては、浸入口の隙間を部分的にふさぐ場合は、5万~20万円です。

根本的な原因を直すには、防水層・外壁をはがして、補修する場合の費用の目安としては、30万円~80万円となります。

 

雨漏りの原因ランキング4位【窓・サッシ】

窓・サッシが原因で雨漏りする場合、雨漏りの症状としては、下の階の天井、窓・サッシの上から室内へ雨漏りすることが多いです。

窓・サッシからの浸入口としては、サッシ本体の変形、シール部の隙間、木製固定窓の隙間などがあります。

これらは、経年劣化によって、発生することが多いです。

サッシ内へ入った雨水は、そのまま、室内側へ浸入します。

それが、下の階の天井、窓・サッシの上からの雨漏りとなります。

雨漏りの補修費用の目安としては、浸入口の隙間をふさぐ場合は、5万~10万円です。

根本的な原因を直すには、サッシを取替する必要があり、補修費用の目安としては、20万円~50万円となります。

 

雨漏りの原因ランキング5位【雨樋】

雨樋が原因で雨漏りする場合、雨漏りの症状としては、天井、壁から室内へ雨漏りすることが多いです。

雨樋からの浸入口としては、内樋のゴミ詰まりによるオーバーフローや内樋自体の隙間、内樋の排水ドレンの隙間、縦樋のとい吊り金具の隙間などがあります。

これらは、経年劣化によって、発生することが多いです。

外壁内へ入った雨水は、そのまま、室内側へ浸入します。

それが、天井、壁からの雨漏りとなります。

雨漏りの補修費用の目安としては、内樋を掃除する場合は、3万円~です。

内樋・排水ドレンを交換する補修費用の目安としては、20万円~50万円となります。

 

雨漏りが原因ではない水漏れや結露

雨漏りのように見えても、その水は水漏れや結露が原因の場合があります。

  • 水漏れ

水漏れとは、建物内の設備配管(水まわりの給排水配管、エアコンの排水配管等)から水が漏れ出す現象のことです。

雨漏りとの違いを区別する方法は、晴天が続いても濡れが継続している場合は水漏れを疑いましょう。

水漏れについての見分け方とその対処方法を詳しく解説した記事はこちらとなります。

雨漏りと水漏れはどう違う?見分け方や対処方法も徹底解説

 

  • 結露

結露とは、冬に窓ガラス・内壁などの温度が低い部分に水滴が発生する現象のことです。

雨漏りとの違いを区別する方法は、冬季の寒い日に連続して発生する場合は結露を疑いましょう。

結露を見分けるための3つのポイントについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

雨漏りと結露の違いは?見分けるための3つのポイントを解説

 

雨漏りをほったらかすとやばい理由

雨漏りを修理せず、ほったらかしておくと雨漏り被害が拡大し、気付いたときにはやばい状態となっていることがあります。

雨漏りを放置するとやばい理由は以下の5つです。

  1. 木材が腐る
  2. 金属がサビる
  3. カビが発生する
  4. シロアリが繁殖する
  5. 火災が起きる

とくに、「木材が腐る」・「シロアリが繁殖する」は柱、壁や土台などの建物の強度を維持している部分が劣化してしまいます。

耐震・耐風性能が低下するため、建物の資産価値が大幅に低下します。

雨漏りをほったらかすとやばい理由について詳しくはこちらの記事で解説しています。

雨漏りはほったらかすとやばい!屋根屋が事例を用いて5つの理由を解説!

 

雨漏りが起こったときは応急処置で被害の拡大を防ごう

雨漏りが起こったときは、応急処置を行うことで室内の被害を防ぐことができます。

簡単な応急処置は以下の5つがあります。

  1. バケツを使った応急処置
  2. 吸水シートを使った応急処置
  3. 防水テープを使った応急処置
  4. ブルーシートを使った応急処置
  5. コーキング材を使った応急処置

バケツを使った応急処置

天井から雨漏りしている場合、バケツを使った応急処置が効果的です。

水滴が床や家財道具へ飛び散らないようにバケツを置いて水滴を受けるようにします。

【雨漏りにすぐに対応できる】バケツを使った応急処置の方法を解説

吸水シートを使った応急処置

サッシまわりや内壁から雨漏りしている場合、吸水シートを使った応急処置が効果的です。

壁際からの水はバケツでは受けれないので、吸水シートを床面に置くことで雨水が拡がることを防ぎます。

また、天井からの雨漏りの場合、天井上に入れるようであれば、吸水シートを天井上に置くことで天井の被害を軽減することもできます。

雨漏り対策に抜群の効果!吸水シートの特徴や使い方を徹底解説!

防水テープを使った応急処置

サッシまわりや扉の隙間から風雨で吹き込んでいる場合、防水テープを使った応急処置が効果的です。

また、後日、雨漏りの浸入口と思われる外部の隙間に防水テープを貼ることで、雨漏り修理をするまでの間、雨漏りの再発を防ぐことができる可能性もあります。(ただし、浸入口が当たっていた場合)

防水テープを用いた雨漏りの応急処置を屋根屋さんが徹底解説!

ブルーシートを使った応急処置

部屋内で広範囲に雨漏りしている場合、室内の床や家財道具へブルーシートを掛けることで被害の拡大を防ぐ応急処置ができます。

また、後日、ルーフバルコニーの床面や外壁の一部分にブルーシートをおおうことで、雨が当たることを防げます。

屋根にブルーシートをかける使い方もありますが、屋根でブルーシートを掛けることは大変危険ですのでやめておきましょう。

雨漏りの応急処置!ブルーシートの張り方を徹底解説!【安全第一】

コーキング材を使った応急処置

部屋内に雨漏りしている場合、室内側からコーキング材を使った応急処置はやめておきましょう。

後日、浸入口の可能性のある外部の隙間にコーキングする応急処置は一般的に行われます。

この際、塗装してある部分は変成シリコン系のコーキング材を使用してください。

また、屋根面のコーキングは危険な作業であり、雨漏りを悪化させることもありますのでやめておきましょう。

【雨漏りの応急処置】コーキング剤で素人が直す方法【プロが解説】

 

雨漏りの原因を把握するためには雨漏り調査が重要

雨漏りの修理は、まず原因を把握することが重要です。

修理業者によっては、原因を把握しないまま職人の勘で工事を開始する業者も多いです。

そういった場合はなかなか直らないことも多々あるようです。

雨漏りの原因は屋根の不具合だけれども、雨漏りは壁で起こっているという場合もあり、原因箇所と雨漏りの発生場所が離れていることもあります。

こう言った場合は、なかなか直らない雨漏りとなってしまうことが多く、雨漏り専門業者に雨漏り調査・修理を依頼することが重要です。

弊社では、雨漏り調査に力を入れており、原因を把握してから雨漏り修理を行っています。

弊社が行っている雨漏り調査は以下となります。

調査方法費用の目安調査内容
目視調査0円雨漏り部分を目視・写真撮影して、調査する方法です。
散水調査0円(戸建てのみ)
※1:調査のみ(6~万円)
※2:企業様は有料
水道の蛇口にホースをつないで、浸入口に散水をして、雨漏りを再現する調査方法です。
赤外線サーモグラフィ調査0円(戸建てのみ)
※1:調査のみ(6~万円)
※2:企業様は有料
赤外線カメラを使い、建物内外の熱画像を撮影して、雨水の浸入経路を調査する方法です。
ドローン撮影調査0円(戸建てのみ)
※1:調査のみ(6~万円)
※2:企業様は有料
屋根などの高所部分で目視できない所をドローンにより写真撮影して調査する方法です。

※詳しくはお問い合わせください。

 

雨漏り調査の内容・費用について詳しくはこちらの記事で解説しています。

雨漏り調査ってなにをするの?費用は?5つの方法をプロが徹底解説!

 

雨漏り修理の費用相場

今回紹介する雨漏り修理の費用は以下の5つの場合です。

1.外壁の雨漏りを部分修理する場合

外壁の雨漏りを部分修理する場合は5万~50万円が目安です。

2.屋根の雨漏りを部分修理する場合

屋根の雨漏りを部分修理する場合は3万~50万円が目安です。

3.ベランダ・バルコニーの雨漏りを部分修理する場合

ベランダ・バルコニーの雨漏りを修理する場合は5万~30万円が目安です。

4.窓・サッシの雨漏りを部分修理する場合

窓・サッシの雨漏りを部分修理する場合は5万~50万円が目安です。

5.雨樋の雨漏りを部分修理する場合

雨樋の雨漏りを部分修理する場合は5万~20万円が目安です。

雨漏り修理費用の相場について詳しくはこちらの記事で解説しています。

雨漏りの修理費用の相場はいくら?屋根屋さんが徹底解説!

雨樋のメンテナンスの重要性や費用相場について詳しくはこちらの記事で解説しています。

雨漏り防止!雨樋の修理費用は?詰まりや劣化によるリスクも解説!

 

修理費用の相場を知っておくことが多発する雨漏り修理の詐欺を防止することにつながります。

雨漏り修理の詐欺の代表的な手口について詳しくはこちらの記事で解説しています。

雨漏り修理の詐欺に要注意!代表的な手口や対策方法を屋根屋が解説!

 

雨漏りは火災保険を使って修理できるの?

火災保険を使って雨漏り修理を行うためには、雨漏りの原因が「自然災害による破損・不具合」に伴って発生していることが必須です。

雨漏りの原因が経年劣化によるものであったり、単純に隙間からの吹き込みであったりすると、火災保険を使うことは認められません。

雨漏りで火災保険を使った修理について詳しくはこちらの記事で解説しています。

雨漏りを火災保険で直したい!経年劣化によるものも可能なのかを解説

 

また、「雨漏り修理は火災保険で0円」とうたって、営業を行う詐欺が多発していますので、絶対に引っかからないようにしましょう。

火災保険を利用した詐欺の内容について詳しくはこちらの記事で解説しています。

雨漏り修理に火災保険を利用する詐欺が多発!手口や対策方法を解説!

 

雨漏り修理のDIYは可能?自分でできる補修の方法

DIYできる雨漏りは、「強風雨・大雨のときだけする雨漏り」に限ります。

また、雨の浸入口だと思われる修理場所は1階に限ります。

「強風雨・大雨のときだけする雨漏り」とは、年に数回の雨漏りということです。

年に数回なら、雨漏りで濡れた柱・壁・天井などはある程度の時間で乾燥するため、木材や金属が腐ることはありません。

頻繁に発生する雨漏りは建物の被害が心配ですので、DIYせずに雨漏り専門業者に依頼しましょう。

外壁のヒビ割れなどから浸入している可能性が高い場合は、「補修スプレー」をかけることで簡単な応急処置となります。

内装のシミや汚れはひどくなければ、「清掃」、「塗装」や「壁紙の接着」のDIYで補修可能です。

DIYの雨漏り修理について詳しくはこちらの記事で解説しています。

DIYは可能?オススメの雨漏り補修の方法を5つ紹介します!

 

雨漏りの修理業者の選び方を解説

雨漏り修理できる業者の選び方については、いくつかの比較するポイントがあります。

1.雨漏り調査をしっかりすることができる

2.雨漏りの費用は適正である

3.工事を行う上で、ご近所さんへの配慮をしてくれる

4.工事後の保証・対応がいい

相見積して、最安値の業者を選ぶ価格重視の選び方も1つだと思います。

雨漏り修理に関しては、価格よりも1の雨漏りの調査の能力を重要視する選び方をおススメします。

理由は単純で、いくら安く25,000円だとしても、雨漏りが直らなければ、ムダなお金となってしまうからです。

まずは、雨漏りの原因を見つけ、雨漏りを止めることができそうな業者を選びましょう。

その中で、雨漏り費用が相場内であれば、いいと思います。

雨漏り修理において、相見積は新築と違って、工事内容がなかなか比較できないからむずかしいです。

選び方に関して、詳しく知りたい方は下記記事も合わせて読んでみてください。

雨漏りを修理できる優良な業者の選び方と特徴を屋根屋が解説 

 

雨漏りをしないための今後の工夫

雨漏りは起こってから早期に対処することが重要です。

しかし、同じくらい雨漏りが起こらないように工夫することが重要です。

本章では、雨漏りしないために今後しておきたい工夫を3つ紹介していきます。

  1. 定期点検
  2. 外壁塗装
  3. 雨が流れる部分の掃除

それぞれについて詳しく解説していきます

定期点検

 雨漏り修理は1度行えば、それで終わりという訳ではありません。

家の屋根・壁・ベランダ・サッシ・雨樋は経年劣化による雨漏りリスクが年々増加していきます。

雨漏り修理費用を安価にするには、早期発見・早期修理です。

5年に1度の点検や台風後の点検は、大変効果的ですので、定期点検を心がけましょう。

屋根に上がっての点検は、お客様が行うには大変危険ですので、必ず、業者に依頼してください。

自分でできる雨漏りの点検方法やチェック方法を屋根屋が解説

外壁塗装

 家のメンテナンスというと、外壁の塗装と思い浮かべる方が多いと思います。

雨漏り対策を重視した考え方をすると、外壁の塗装は優先順位が低いです。

それよりも、外壁のシーリングの劣化・外壁材のひび割れを重視した方が雨漏りを防ぐことができます。

塗装よりもシーリングにお金をかけてほしいですね。

雨漏りは外壁塗装したから直るとは限りません! 塗装前の調査が重要です!

雨が流れる部分の掃除

雨漏り対策でDIYできるとすると、排水口の掃除があります。

ベランダの排水口、雨どいの排水口を1年に1回は点検・掃除することは、大変有効です。

また、周辺環境によっては、毎年雨どいの掃除が必要という建物も意外と多いようです。

屋根屋が教える!雨樋詰まりの正しい掃除方法と必要な道具。対策方法も伝授します!

 

まとめ

この記事では、雨漏りの原因をランキング形式で紹介しました。

1、外壁

2、屋根

3、ベランダ

4、窓・サッシ

5、雨樋

外壁が1番多く、シーリングの経年劣化が原因です。

どこから雨漏りしても、早期に雨漏り業者を呼ぶことが、修理費用を抑えるポイントです。

雨漏り修理できる業者の選び方については、雨漏りの原因調査をしっかりと行える業者を選びましょう。

また、雨漏りを繰り返さない工夫は、定期点検・外壁のシーリング・排水口の掃除などがあります。

 

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